Elijah`s Cave (エリヤの洞窟)
訪問日:17 Feb 2013
いよいよレンタカーを借りてドライブ旅行開始。テルアビブのホテルから歩いて15分くらいのところにあるハーツレンタカーのオフィスに行きました。9時10分前に到着したのですが、予約が9時になっているので9時まで待ってくれとのこと。イスラエル人は融通がききません。時間まで待ってNaviを借りたいと言うと、NaviはないがiPadをレンタルしているとのこと。iPadにNaviアプリが入っていて一日19ドルとのこと。で、借りることにしました。これはNaviだけでなく、Internetもメールもできるので大変役に立ちました。但し車の中に置く場所がないので、運転中は横で見えるように妻に持っていて貰いました。予約した車はマツダ2(日本ではマツダ デミオ)でしたが実際は同じクラスのフォードのコンパクトカーになりました。日本車に比べると慣れないせいか運転感覚はあまり良くありません。ひとまず、ホテルへ戻って荷物を積んで、最初の目的地ハイファにあるエリアの洞窟へ向かいます。テルアビブの渋滞を抜けるのが心配でしたが、Naviがしっかり道案内してくれるので、問題なく高速2号線に入り、海岸沿いの快適なドライブが始まりました。
この車が今回借りたフォードのコンパクトカー。
これは、ハイファの海岸沿いを走る4号線です。イスラエルの道路は、高速道路も一般道路もきれいに整備されています。ハイファはイスラエルで3番目に大きな工業都市であり、地中海の玄関口ともなっています。
Naviの目的地にElijah’s Caveというのが設定できなくて、Stella Maris Churchというのを目指して行きました。苦労してなんとかカルメル山の中腹にある展望台にたどり着くと、その向かいにその教会がありました。しかし、見学時間が決められています。3時まで待つことになりました。
ここにはカルメル会修道院があり、カトリックのカルメル派の総本山とのこと。入り口で案内してくれた神父さんは、私たちが日本人だと分かると、ニコニコして「こんにちは」と言ってきました。話を聞くと、しばらく日本に行っていたことがあるそうです。その時一番よく聞いた日本語は「どーもどーも」とのことで、一緒に大笑い。
この教会は、伝説によるとエリヤが隠れ住んでいた洞窟の上に建てられたものとのことで、祭壇の下には洞窟がありました。
洞窟には見学者が自由に入れるようになっています。
その奥にエリアの像と十字架がおいてあります。
しかし、「地球の歩き方」をよく見ると、これとは別にエリアの洞窟というのがあるようです。その記事を読んでもどう行けばいいのかよく分かりません。そこで、ロープウェイ乗り場で聞いてみると、ロープウェイを降って、そこからしばらく階段を登ったところにあるとのこと。そこで、私達は丘の上の駐車場に車を止めてロープウェイで下まで降り、丘の中腹に見えた階段を歩いて15分ほど登って洞窟の入り口に着きました。
これは、紀元前9世紀頃、預言者エリアがアハブ王の怒りから逃れて隠れて住んでいたといわれる洞窟で、エリヤが弟子たちを養成したところと信じられており、今でも神聖な場所としてユダヤ教徒の祈りの場所と
これが入り口で、中が2つの部屋に分かれていて、右が男性用、左が女性用の部屋になっています。
帰りがけに高校生くらいの女の子が興味深そうに「どこから来たの?」と聞いてきました。日本からと答えると私も行ってみたいと言っていました。彼女達はエ
こちらは男性用の部屋。たくさんの資料が壁にかけられ、本棚にたくさん本が並んでいます。教育用の資料のようです。
どれもヘブライ語の本ばかりです。
壁に掛けてあるのは、旧約聖書関連のもののようです。下方に見える絵は、からすがパンや肉をくわえて運んでいるので、第1列王記17:6のところを描いたものと思われます。「幾羽のからすが、朝になる
洞窟の下には、国道4号線とイスラエル鉄道が走っており、ハイファの港と地中海を見渡せます。
このあと、またロープウェイに乗って駐車場に戻りましたが、大問題が発生しました!
なんと、教会の駐車場に止めておいた間に、車上狙いに鍵を壊されて、ドアが開けられていました! 小さな車だったので大きなスーツケースはトランクに入らず後ろの席の上にあって外から丸見えだったのが泥棒の罪を誘惑したものと思われます。 しかし、なんと、荷物は何も取られていませんでした! 神様が見張っていてくださったようです! 鍵がロックできない以外には問題なし。感謝!! レンタカーは、翌日、ナザレのハーツオフィスで取
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